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Microsoft Azure を中心とした技術情報を書いています。

Azure の Storage Client と Diagnostics の旧バージョンサポート終了について

以前の記事で、Azure の Storage Client と Diagnostics の旧バージョンサポート終了に伴う移行方法を書きましたが、サポート終了日の延期が2回ほど告知されているため、改めて整理してみました。

Azure Storage Client

最新の告知では、Ver.1.7 ~ 1.5.1 が 無期限 に延期され、それ以前のバージョンが 2016年8月1日 に延期されました。当初予定されていた 2015年12月9日 にサポート終了されるバージョンはありませんが、Ver 2.0 以降で互換性が保証されない変更が行われていて移行作業が大変なので、早めの対応をお勧めします。

gooner.hateblo.jp

Azure Diagnostics

Cloud Services(Web Role, Worker Role)で診断ログを利用している場合、2015年12月9日 までに Azure SDK 2.5 以降から利用できる新しい診断ログに更新する必要があります。昨年の 12月に Azure サブスクリプション宛に届いたメールで告知されており、延期の告知はありません。Azure SDK 2.5 以降では Visual Studio 2010 を使った開発ができないため、Visual Studio 2013 or 2015 への更新が必要なケースもあります。現在、Azure SDK の最新バージョンは 2.7.1 ですが、以下の手順で移行することができます。

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Azure SDK

Cloud Services(Web Role, Worker Role)では、少なくとも最新の 2 つの SDK バージョンをサポートするというサポート ポリシーがあります。Azure SDK 1.6 ~ 2.1 は 、2015年11月12日 にサポート終了しますので、診断ログを利用していなくても、新しいバージョンに移行する必要があります。